トレチノインのニキビ跡や毛穴効果!使い方やクレーターや皮むけは?
日本の皮膚科では保険適用の薬とは
なっていませんが、トレチノインという
塗り薬があります。
かなり強い薬ですので使い方を誤ると赤み
や皮むけやヒリヒリといった副作用も激しい
ですが、うまく使えばいろいろな効果があります。
使い方や購入方法についてまとめて
みました。
目次(クリックするとスクロールします)
トレチノインってどんな薬?
レチノイド(ビタミンA誘導体)の一種で
塗り続けることによって肌の活性を
高めて若返りの薬といわれています。
具体的には、角質(皮膚)を通常の
ターンオーバーよりも早くはがすことに
よってニキビやシワシミの治療薬として
知られています。
ニキビの場合はトレチノインのみを使いますが
美白目的も加えたい場合はハイドロキノンと
併用で使うようです。
ただ単純に自宅で皮膚に塗るだけなので
病院に通う手間なども必要ないことから
気軽に治療できる方法として人気です。
使い方は?
1.洗顔後にビタミンCの化粧水全体に塗ります。
理由としては、肌細胞分裂の回数が
減ることを防止するためです。
テロメア(細胞分裂回数)の老化を
ビタミンc化粧水を塗ることによって
細胞の老化を防ぎます。
2.ニキビ治療シミ治療両方とも
患部に薄く広く伸ばす
イメージで使います。
⇒ニキビ赤み改善するには?ビタミンや化粧水で効果があるものは?
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目や口の近くは皮膚が薄いので
避けましょう。
3.朝と晩に2回or晩のみに使います。
反応が鈍いときは2回使いましょう。
朝に使うときは必ず日焼けどめクリーム
を使いましょう。
トレチノインは塗り始めて初日は、肌に
何も変化はありませんが、数日後には
皮が激しくむけてきて痛みを伴う場合
があります。
あまりに塗っているときに痛みが激しい
ようでしたらトレチノインの濃度を下げる。
もしくは、トレチノインを塗ってから10分後
たって肌に浸透させてから洗い流す。
本当にひどいときは使用を一日おきに
するとか各自で工夫してください。
逆に使いはじめのときに皮むけが
何も起きないときは、効果が出ていない
ということなので濃度を上げて
皮むけが起こるようにしてください。
購入方法は?
トレチノインは保険適用外の薬なので
一般皮膚科では、処方してもらえないことが
あります。
なので美容皮膚科などにいくとよいと
思います。価格は保険が効かないので
少し高めで3~5000円くらいのようです。
しかし、実際に病院に行っても塗り方
などの紙を渡されるだけで後は個人で
塗るだけなので、本当に安く済ませたいなら
個人輸入をオススメします。
これならば1000円以下で済みますし
わざわざ病院にいく手間も省けます。
しかし完全に自己責任となるので
怖い人は最初はちゃんと病院に行って
処方してもらいましょう。
クレーターには効果がある?赤みについては?
おそらく、トレチノインを塗るとクレーターの
凹みが盛り上がるということが一番気になる
ことでしょう。
しかし、結論から言えばほんの少し
気持ちちょっと盛り上がったかなあ?
というくらいであまり変わっていません。
というのもトレチノインを塗っているときは
皮膚のはりが出てくるので肌がピンと
張られている感じがでてきます。
その結果、クレーター凹凸も浅くなっている
ように見えます。
しかし、治療をやめて1ヶ月もたつと
肌は元通りになるので結局凹みも
元通りになってしまいます。
もちろん低価格で自宅でできると言う意味
では使ってみても良いかもしれません。
しかし、クレーターに対しては効果が
あまりないなあというのが現状です。
副作用として治療期間中は赤みが
でてきます。しかし塗り始めて一ヶ月
くらいたつと、その赤みもやわらいで
きます。
⇒黄色ニキビに薬は?オロナイン、ダラシン、ゲンタシンは効果ある
なので赤みがでても我慢して
根気よく継続的に塗るようにしてください。
東大式とは?
トレチノインの塗り方や治療期間については
さまざまな方法がありますが、その中で
有名なのが東大式という方法です。
2~3ヶ月を1クールとして治療します。
塗り方は上記ですでに書いてある通りです。
トレチノインは使い続けると肌に耐性が
できてきて効果がなくなってしまうので
3ヶ月使ったらしばらく使用を中断
してください。
⇒ニキビ赤みは一日で消えない?オロナインやステロイドは悪化する?
⇒ニキビダニ症状や石鹸!酒さ抗生物質は?
妊娠中の女性は使用を絶対に控えるようにと
あるので必ず使用は控えてください。
費用は3ヶ月で10万円くらいなようです。
個人輸入だと1万円もかからないでしょう。
かなり高いですね。個人的には自分でやっても
あまり変わりないのではないかと思います。
どのトレチノインがオススメ?
個人輸入する際、最もメジャーとなっているのが
スティーバというブランドです。
濃度としては、0.025、0.5、0,1%の
3種類が販売されているようです。
ただ、クリームタイプなので浸透力がゲルタイプ
に比べて落ちます。
なのでじぶんはジェルタイプの方を個人輸入
して使っていました。
どの濃度を使えばいいか?というのは
完全に個人差があるので、最初のときに
皮むけが起きて、かつヒリヒリ感が我慢できる
くらいの範囲にしておいてください。
そして、皮むけが起きなくなったら
トレチノインの濃度を上げるということも
重要です。
ハイドロキノンとの併用については
また別ページで書きます。
