顔のニキビ種類やコメド画像や写真!吹き出物は?
ひとくちに、ニキビといっても、いろいろな種類が
あって、それによって治療法が違います。
市販薬で対応できるものもあれば、病院に行って
専門的な治療法をしたほうがいい場合もあります。
また湿疹や皮膚炎との違いは何でしょう?
目次(クリックするとスクロールします)
ニキビの種類
以下にニキビの種類をまとめて、原因や画像や
治療方法と共に解説していきます。
・白ニキビ
別名をコメドといって、毛穴の中に皮脂が排出
されずに、皮膚表面に白いふくらみとして
飛び出してきたものです。
炎症が起きていない状態で、毛穴の内部の
アクネ菌も増加していない、軽度な状態です。
皮脂分泌の増加や毛穴が小さいため、うまく
外に排出されずに皮膚の内部に皮脂が
たまってしまったのが原因です。
白ニキビができる程度なら洗顔や化粧水などの
市販薬のケアでも十分に対応が可能です。
メンポウアッシで潰しても跡にならないですし
この白ニキビが炎症を起こして赤ニキビなどに
悪化しない限りは特にそこまで気にする必要
はないかと思います。
気になるようでしたら皮膚科に行ってディフェリンゲル
を処方してもらえば万全の治療ができます。
・黒ニキビ
白ニキビと同じく軽症ニキビの部類です。
白ニキビとの違いは毛穴に詰まった皮脂が
酸化して黒ずんで見えるということです。
この程度であれば保湿や化粧水などで
改善が十分可能ですし、黒ずみが気になる
場合は、トレチノイン、ハイドロキノンを使えば
黒ずみはなくなります。
メンポウアッシで毛穴に詰まった黒ずみを押し出す
ことで、すぐに、黒ニキビを消すことはできます。
いずれにしても白ニキビと同様に、炎症ニキビが
できなかったらそこまで気にする必要はありません。
・赤ニキビ
毛穴の内部が、アクネ菌の増加によって炎症を
起こしている状態で、早急に治療が必要な
ニキビの部類に入ります。
なぜニキビが炎症化するかというと、アクネ菌
に対して人体の免疫機能が異常反応を
起こしてしまい、白血球を使って攻撃するからです。
炎症化するニキビができるということは、ニキビが
できやすい体質、すなわち遺伝的要因が強いです。
皮膚科で処方される、ディフェリンゲルやベピオゲル
を塗っても改善までには時間がかかります。
場合によっては抗生物質の内服も医師から
勧められますが、一時しのぎな場合も多いので
保険適用外の治療も検討することをオススメします。
市販の塗り薬や化粧水では意味がないので
必ず皮膚科にいって治療薬をもらいましょう。
なにより、ニキビが炎症して跡になるととりかえしが
つかないことになるので早急に対処が必要です。
潰すと跡になるので自然に完治するのを
待ちましょう。
・黄ニキビ
赤ニキビの炎症がさらに進行して皮膚表面に
膿が飛び出た状態です。炎症が真皮層まで
到達しているので、放置して炎症期間が
長引くと、クレーターになるリスクが高まります。
・紫ニキビ
黄色ニキビがさらに悪化して内部に血や膿が
たまっている状態です。ニキビがいくつも連なって
結節状になることもあります。
このレベルのニキビだと、内服薬を用いて治療
するしか治る見込みはありません。
女性の方ならホルモン治療、男性ならアキュテイン
内服が第一選択肢でしょう。どちらの治療も
副作用のリスクが高いので病院と相談して
慎重に治療方針を決める必要があります。
ニキビと湿疹や皮膚炎の違いは?
ニキビはアクネ菌が原因ですが、実はそのほかの
菌やカビも原因である場合があります。
有名なのはマセラチア菌による皮膚炎ですね。
この場合はニゾラールローションを使う必要
があります。
しっかり治したい場合はイトリゾールを内服する
必要があります。肝臓に負担がかかりますが。
実はニキビと思っていたらアレルギー性の湿疹
と間違えるケースもあり、医者でもきちんと判断
できる人は少ないといわれています。
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ニキビの治療をして、長引く場合は、他の症状が
併発している可能性も念頭にいれておきましょう。
