ビタミンEの効果、多く含む食品、副作用、摂取量、不妊、天然、アーモンドについて
ニキビに効果があるビタミンもいよいよ終わりに近づいてしました。
ニキビと関係あるであろう、最後であるビタミンEを紹介したいと思います。
ビタミンEは若返りのビタミンとも呼ばれ、抗酸化作用を持つことで
知られています。この抗酸化作用によって、人間の体が活性酸素によって
酸化されて錆びてしまうのを防ぐ働きがあります。
例えば、りんごを包丁できってそのまま放置しておくと茶色に変色してしまいます。
ごぼうのささがき何かを作ったときも、すぐに水に浸さないと、
切り口が白色から茶色に変色してしまいます。あの色が変わってしまう
原因が酸化なのです。
人間の体も生きていますから、絶えずこの酸化によって体が錆び付いてしまい
老化してしまうという危機にさらされています。
この活性酸素の攻撃から守ってくれるのが抗酸化作用を持つビタミンE
ってわけです。
他にはビタミンEの効果としては、生活習慣病である動脈硬化を防いでくれたり
血液の循環をよくしてくれたり、コレステロールを下げたり、肌荒れなども
改善してくれます。他には、酸素の利用効率を高めたり、冷え性の改善
などがあります。
ビタミンEはビタミンCと併用して摂取することでより効果が増します。
また脂溶性ビタミンなので、食後に摂取するとより吸収率があがります。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、過剰摂取をすると体に蓄積されて
しまうので注意してください。逆に言えば、脂溶性なので、普通に
生活していれば欠乏してしまうことは考えづらいです。
ビタミンEを多く含む食品としてはアーモンド、植物油、アボガド、
玄米、モロヘイヤ、かぼちゃ、アンコウの肝などです。
なお、ビタミンEにも過剰摂取によって引き起こされる害があります。
具体的には、胃痛、頭痛、皮膚のかゆみやむくみ、骨粗しょう症
などがあげられます。
なお、ビタミンEの必要摂取量は一日当たり10mgとなっています。
また、一日あたりの上限摂取量は600~800mgとなっています。
なお、ビタミンEは他の脂溶性ビタミンと違いあまり過剰摂取による害は
報告されていません。よほどサプリメントなどで故意に大量摂取しない
限り、過剰症は考えづらいでしょう。
さて、私自身の話に移りますが、私はイソトレチノインによる副作用で
今現在も大変苦しんでいます。イソトレチノインはビタミンAの一種であり、
ビタミンEをある一定量以上服用すれば、イソトレチノインによる副作用が
軽減されると言われます。
ビタミンEはビタミンAの分解を弱める働きがあり、さらには、ビタミンEは
肝臓で蓄えられた栄養素の分解を弱める働きもあるので、イソトレチノイン
による副作用を抑えるというのも納得できます。
しかし、私がそのことに気づいたのは、薬を飲んでから、4ヵ月後のことでした。
たぶん、イソトレチノインと同時にビタミンEを摂取しないとダメみたいです。
もう手遅れでした。一応、2ヶ月間くらいビタミンEを一日600mg服用しましたが
抜け毛の副作用が収まるような感じはしませんでした。とても悔しいです。
さて、ビタミンEの過剰摂取の副作用としてもう一つあるのが、男性ホルモンの分泌
を活発にすることです。男性ホルモンには、皮脂分泌を促す作用や、角質を分厚く
する作用があります。
さらには、ビタミンEには、黄体ホルモンであるプロゲステロンという女性ホルモン
の分泌を促進する作用もあります。このホルモンは男性ホルモンと構造的に非常に
似ているために、ニキビ発生の原因として大いに考えられます。
私自身、ビタミンEの過剰摂取は、ニキビ悪化の原因になるなんて始めて知りました。
私がビタミンEを大量に摂取していたのは。2014年に入ってから、4月に入るまでです。
確かに、最近、ニキビが結構出てきましたね。
なので、しばらくビタミンEの服用をやめてみます。
最後に、私自身のビタミンサプリメントの見解をまとめますと、脂溶性ビタミンは
普通の食事をしていれば足りなくなることなんて滅多にありません。
そのため、ニキビ対策でビタミンサプリをとりたい場合は、ビタミンBもしくは
ビタミンCもしくは、マルチビタミンを購入するくらいにしておいた方がいいでしょう。
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ビタミンEを大量に摂取してニキビが増えたなんてことが起きたら
本末転倒です。しかし、ここにはかけないですが、ある種のサプリメントを
服用すればニキビができる確率が、グンと減ります。
そのことは、後で更新するので楽しみにしていてください。
