デフェリンゲルのニキビの効果や副作用や使い方は?

日本はニキビ治療に対して他の国に大きく遅れを
とっていることはすでに述べたが、デフェリンゲル(ディフェリン)が、
2008年10月に保険適用薬として認可されたことにより、
日本のニキビ治療が大幅に変わった。

この薬は外用レチノイドといって、日本皮膚科学会の
ニキビ治療のガイドラインでは最も推奨される
Aランクに属している。


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これまでのニキビ保険治療では効果が見込める
治療があまりなく、ニキビ患者の方々は、高いお金を
払って美容外科やエステサロンにいかないと
いけなかったのだが、このデフェリンゲルのおかげで
患者の負担が大幅に減ったことは事実である。

デフェリンゲルの主成分はアダパレンという
化合物であり、日本ではこのアダパレンが
0.1%含有されているのしか保険では認められていない。

海外では0.3%アダパレン含有のデフェリンゲルも
治療に用いられている。そもそも、日本でこの
デフェリンゲルが導入されるとっくの前から海外では
デフェリンゲルが導入されてるのであった。

このことから、いかに日本のニキビ治療が遅れて
いるか知ることができるであろう。

 

 

デフェリンゲルが作用する仕組みは、このゲルを
塗ることにより、毛穴の先端部の角化が分厚く
なるのを防いで、角質の厚さを通常の厚さに
戻すことである。

ニキビができやすい人は普通の人より角質が
厚い。なので、肌のターンオーバーがスムーズ
に行われず、皮脂がうまく排泄されない。

その結果、皮脂がたまってしまい、ニキビが
できてしまうそうである。

専門用語では、顆粒細胞から角質細胞に
ぐということである。

ここまで、言うとデフェリンゲルは効果がありそう
に見えるが、副作用や問題点もいくつかある。

 

 


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一つ目はデフェリンゲルを使い始めて数日後から
皮膚がポロポロむける副作用が始まることである。

なお、この症状は薬の効き目が現れることによって
出てくる症状、言い換えると、ニキビ改善に伴って
でてくる症状であることから、副作用とは区別して
随伴症状とも呼ばれる。

この、主な随伴症状としては乾燥、落屑、皮膚刺激、
皮膚のつっぱりなどが挙げられる。

また使い始めのころはニキビが一時的に
増えたり、悪化することもあるようである。

 

 

人によってはこの副作用が辛いため、
2週間くらいでやめてしまうひともいるようである。
例えば、女性の方は肌が赤くボロボロ向けた
状態で外に出るのは耐え難い苦痛なのだろう。

しかし、一ヶ月くらい副作用を我慢して塗り続けたら、
だんだんと効果が現れるようである。なので、思うように
改善効果が見られなかったとしても、是非とも
数ヶ月は塗り続けてほしい。

また注意してほしいことがある。それは、皮膚がポロポロ
剥けてきても、無理やりこすったり、はがそうとせず、
自然にはがれおちてくるのを待つべきである。
無理に皮膚をはがすと色素沈着が生じてしまうことがある。

 

 


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2つ目はこのデフェリンゲルの主成分であるアダパレンは
レチノイドと違い、副作用を抑えているかわりに効き目も
マイルドになってしまうということである。

ニキビの度合いにもよるが、やはり明確にニキビがなくなる
までは、半年以上かかってしまうことも多いようである。

そのため、塗ってもすぐに効果がないため、使用を
やめてしまうひともいるようである。
私がそうだった。今も後悔している。なので、改善
されているかわからない場合でも根気よく塗り続けてほしい。

皮膚の乾燥がひどい場合は保湿剤を使うのも一つの
手段である。ここで注意してほしいのが、デフェリンゲル
を塗ってから保湿剤を使うことである。

逆の順番だとデフェリンゲルの効果が弱くなってしまう
からである。またデフェリンゲルの使い始めはニキビがある
部位だけに塗ったほうがいいが、慣れてきたら、顔全体に
薄く伸ばす感じで塗ったほうがいいそうだ。

デフェリンゲルのもう一つの利点は美肌効果があることだ。
毛穴の引き締めや肌のキメが整う効果もある。
なので、使用に慣れてきたら、ニキビのある部位
だけでなく、顔全体に使っていただきたい。

3つ目としては、このデフェリンゲルの使い方が
よくわかっていない医師が多いことである。

数ヶ月後、ニキビがひいても、デフェリンゲルを
塗り続けるそうである。そうすることで、ニキビ
の出来にくい肌になっていくし、よりキメ細かい
肌になっていく。

ポイントはニキビが治ったから使用を中止
するのではなく、ニキビが治った後でも
根気よく塗り続けるのがポイントである。

最後にデフェリンゲルの使い方をもう一回まとめる。

1.ビタミンC化粧水を塗る。

2.デフェリンゲルを顔全体に薄く伸ばす。

3.乾燥がひどい場合は保湿剤をその上から塗る。

4.使用は夜一回のみとし、日中は塗らないようにする。

このデフェリンゲルをつけたまま紫外線を浴びると、
色素沈着やシミを引き起こす危険があるために、
使用は夜のみにとどめておいたほうが良い。

デフェリンゲルはピーリングと似た作用を持つために、
ビタミンC化粧水と相性がよい。これは、角質が薄く
なるために、化粧水の浸透率が増えるためである。

なお、ビタミンC化粧水自体にも皮脂抑制効果、
ニキビをなくす効果もあるので、デフェリンゲルと
ビタミンC化粧水を一緒に使うことで相乗効果
が生まれる。

 

しかし、このデフェリンゲルも効果が見込めるのが
軽度から中度のニキビであり、重度には効果が
あまり期待できないようである。

これはなぜかというと、先ほどいったように、
デフェリンゲル自体効果がマイルドであるし、
ニキビが治るのに、数ヶ月はかかるので、
数ヶ月も待っていると、クレーターが残ってしまう
危険があるからである。

日本の保険適用に早くデフェリンゲル0.3%が
導入されてほしいものである。

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デフェリンゲルでも効果がなかった人は
是非ともオススメ治療を
試していただきたい。

私が参考にしたデフェリンゲルの使い方のサイトを貼るので
よかったら参考にしてください。

(デフェリンゲル使用方法)

 


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